2015.04.10 【 2024.07.26 update 】
上柚木さくら
穏やかな口調と仕草で風と戯れる優等生「上柚木さくら」穏やかな口調と仕草で風と戯れる優等生「上柚木さくら」
プロフィール
旧時間軸では高い教養と社交性を持ちながらも、家出した八千代を心配するあまり神堕ちしてしまう。
大天使の前身ならではの精神力は思い込みの強さとして表れ、しばしば危うさを見せていた。
フォスフラムは白の世界のセイクリッドビースト。大天使ミカエルの御使いでもある。
非常に生真面目な性格で、極端な行動からトラブルを招きがちなさくらを辛抱強く支え続けた。
新時間軸に時空跳躍した際、ふたりは記憶を失ったものの、絆は保持。
黒の世界を敵視しながらも、バシリカ・トゥームの仲間とは良好な関係を築いている。
上柚木さくら
Name | Sakura Kamiyugi |
Voice | 立花 理香 |
Temper | 姉依存 優等生 |
Memo | 大天使の権能が一部開花。勘が鋭い。 風と戯れる中二病。 絶対音感を持つ。風の音階も読める。 黒の世界を激しく憎悪している。 |
Favorite | クレープ |
Birth | 10.19(天秤座)14歳 ♀ |
Size | 154cm 81-55-78 |
Job | 中学2年生 |
Family | 姉(上柚木八千代) |
Memory | 旧時間軸の記憶消失 |
フォスフラム
Name | Phosflamme |
Voice | 斎賀 みつき |
Temper | 敬虔 厳格 |
Memo | 大天使ミカエルの御使い。 紳士的に振る舞う炎と風を纏った鳥類。 さくらの意向を受けて人の姿を取っている。 旧時間軸のさくらのように状況に流される。 |
Favorite | 霞 |
Tribe | 白の世界 セイクリッドビースト ♀ |
Memory | 旧時間軸の記憶消失 |
上柚木さくらの軌跡
00 | 千葉生まれ。上柚木八千代とは双子姉妹、上柚木綾瀬とは父方の従姉妹の関係にある。 |
01 | 2歳の頃から習っているピアノ演奏の腕前は一級品。しかし、将来の夢は作家かお嫁さんであり、小学生低学年の頃から作文コンクールなどでもたびたび入選を果たす。 |
02 | 取り立てて体力に優れている訳でもないのに、滅多に身体を壊さない。特に風邪をひいたことは一度もなく、規則正しい生活の賜物と評価される。 |
★ | ブラックポイント発生。さくら11歳前後。 |
03 | 発生直後は東京23区を覆う程度だった黒の世界のブラックポイントが、最終的に東京のみならず埼玉と神奈川のほぼ全域を呑み込むほどに拡大。プレデターに両親が殺される。 |
04 | 黒の世界に対する激しい嫌悪から天使の因子が開花。風の音階が読めるようになり、八千代を連れて逃げ回る。 |
05 | ウリエルとミカエルの勅命を受けたフォスフラムがさくら救出のため飛来。プレデターと勘違いされ、酷く怯えられたため、人型に姿を変えた。 |
06 | 殺戮本能を剥き出しにする黒の世界のゼクスがひっきりなしに襲ってくる。フォスフラムが体内リソースを燃やしながら孤軍奮闘。黒の世界の勢いは大天使の想定を遥かに超えるものだった。使命感からどうしてもさくらを優先してしまい、八千代までカバーが回らない。 |
07 | 窮地の八千代を救ったのは黒の世界から逃れて来たアルモタヘルだった。ただ、勇ましかったのは最初だけ。すぐに戦意を失ってうずくまってしまう。さくらと八千代とアルモタヘルは抱き合って泣きじゃくり、ついにはフォスフラムも力尽きた。 |
08 | 伏魔殿アトマスカヤ率いるレジスタンス組織に救出される。さくらと八千代の顔を見たアトマスカヤは驚きの表情を浮かべた。 |
09 | 組織の名は「バシリカ・トゥーム」。ブラックポイント外殻付近に位置するテーマパーク跡地を再利用しており、黒の世界では異端とされる温厚なゼクスが身を寄せ合っていた。行く宛のない双子姉妹は一員として迎え入れられ、施設内のゼクス学園へ通い始める。プライベートタイムは、黒のリソースと相性が悪く、衰弱してゆくフォスフラムの看病に費やした。リング・デバイスが出現。 |
10 | 黒の世界そのものへの嫌悪感は変わらずとも、アルモタヘルや仲間のゼクスたちには心を開いてゆく。 |
★ | ブラックポイント発生から1年経過。さくら12歳前後。 黒の世界の枢要大罪“傲慢”ルシファーと“強欲”マンモンが赤、青、白、緑の世界に対して全面戦争を宣言。 |
★ | 緑の世界と自衛隊東北方面隊が連携し、福島と群馬・栃木・茨城の境界付近へ防衛線を設置。 |
11 | リング・デバイスで白のリソースが扱えることに気付き、消滅の危機に陥っていたフォスフラムを回復させた。 |
12 | 黒の世界の危険性を再確認したフォスフラムが本来の使命を明かす。それは、未来の大天使候補であるさくらを白の世界へ匿うこと。さくらは姉と一緒でなければ〝天使になんてなれないよ〟と首を振った。八千代には天使へ昇華できる素質が感じられず、確約できなかったため、フォスフラムは説得を保留。 |
13 | パートナーゼクスと連携した戦い方を教わり始める。八千代ともども、初心者、しかも小学生相当の年齢とは思えないほどのバトルセンスを発揮。 |
14 | バシリカ・トゥームの女子を狙って枢要大罪“色欲”アスモデウスの軍勢が襲撃。アトマスカヤの指揮のもと、総力を結集して撃退に成功。さくらとフォスフラムの活躍も大きく、被害は最小限に抑えられた。正式にバシリカ・トゥームのレジスタンス・ソルジャーとなる。 |
★ | ブラックポイント発生から2年経過。さくら13歳前後。 神の降臨と帰還。人類に対する憎悪と恐るべき能力を知る機会は訪れなかった。 |
★ | 黒の世界が青の世界勢力圏である静岡・山梨へ侵略。緑の世界と黒の世界が激突する北関東エリアと合わせ、「極限危険地帯」に指定される。 |
15 | 深刻な中二病を発症。これまでよりも一層、風への執着を見せるようになる。 |
16 | アトマスカヤは双子姉妹に伏せていた事実を余さず語った。 |
①黒の世界の枢要大罪討滅がバシリカ・トゥームの最終目標ではあるものの、現段階では戦力が足りない。 ②存続と消滅の想いがぶつかり合った結果生じた、脆く危うい新生時空「新時間軸」に全人類が放り込まれた。 ③アトマスカヤは「旧時間軸」の記憶を有する稀有な例。そのため、現状は効果的な動きができている。 |
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17 | 新旧時間軸の概念も含めて完全に理解。すっかりバシリカ・トゥームの色に染まってしまったフォスフラムと一緒に、全面協力を約束した。 |
18 | リング・デバイスに無差別通信。返信を試みるも、会話は成立しなかった。 |
19 | バシリカ・トゥームの平和を護るため、日々、戦いに身を置く。ソルジャー仲間からの信頼も厚い。 |
★ | ブラックポイント発生から3年経過。さくら14歳前後(B44「邂逅<ワールドリンク>」前後)。 |
★ | 現代世界の英雄として名を馳せる都城出雲が、赤、青、白、緑の世界へ「四世界議会」の締結を打診。黒の世界を討つための同盟提案に対し、赤の世界の三賢哲セーラ、青の世界のアドミニストレータ ポラリス、白の世界の四大天聖ミカエル、緑の世界の八戴龍王 和修吉による調印がなされた。和修吉はその後、議員の座を辞退している。 |
20 | ルクスリアグループ傘下の秘密組織「懲罰委員会」の〝偉い人〟がバシリカ・トゥームを訪問。委員会が仲介する形で四世界議会との協力関係が結ばれる。戦力不足解決の目処が立ったと、レジスタンス・ソルジャーに共有された。ソルジャーのひとり、バンシーが委員会メンバーとして出向。 |
21 | 危険極まりない黒の世界のブラックポイント内部で生身の人間が発見されると、墓城七姫 六の姫ネイが予知。救出隊が編成され、双子姉妹も参加した。 |
22 | コールドスリープのような状態で眠りにつく幼い少女を発見。八千代が唱えた解呪の呪文に呼応し、少女を護っていた結界が消滅。目を覚ました少女は黒崎春日と名乗り、大活躍を見せた姉をさくらは大喜びで自慢した。 |
23 | 春日のリング・デバイス宛に着信が届く。すぐに返答したものの、通話は途絶えてしまった。一年ほど前にも西日本方面から一瞬だけ無差別通信があったことを話す。 |
24 | 八千代や春日、そのパートナーゼクスと一緒に過ごす時間が多くなる。綿密な戦術会議(MSK)と称される会議にも招集された。さくらたちは春日から〝双子先輩〟と呼び慕われるようになる。 |
25 | 四世界議会や懲罰委員会との共同作戦が開始される。聖機艦シンセイバーの到着待ち。 |
26 | ミカエルの接近を察知し、フォスフラムが重大な使命を思い出す。恐る恐る二年前にも尋ねた件を確認したところ、さくらの脳内では八千代と一緒に大天使になる未来が確定していた。開いた嘴が塞がらない。 |
27 | 懲罰委員会から千年國の危機が伝えられた。黒の世界の戦力は四世界サミット会場と千年國の襲撃で分散していることとなる。さらにはシンセイバーへの迎撃も始まるはず。いまのうちに初撃を掛けるべきか、予定通り四世界議会の到着を待つべきか、バシリカ・トゥーム内で意見が割れた。緑の世界に同情したさくらは強硬派の立場。 |
28 | 熱に浮かされたような状態となり、アトマスカヤを説得。仲間とともに黒の世界へ打って出る。八千代とは最後まで意見が割れたまま、彼女とアルモタヘルを連絡役としてバシリカ・トゥーム本拠地へ残した。 |
29 | 黒の世界のゼクスたちを打ち倒しながらの行軍中、ふと我に返る。皆を扇動したと仲間に謝罪するが、すでに引き返すのさえ危険なブラックポイント内部を進んでいたため、作戦は続行となる。 |
30 | 枢要大罪“色欲”アスモデウスと接触、交戦開始。彼はさくらが緑の世界へ進んだ姿であるウェアチップマンクなど、多数のライカンスロープを下僕として引き連れていた。 |
31 | 相馬とフィーユがバシリカ・トゥーム勢力に加わる。何故かさくらや春日を知っていた。やがてアスモデウスの無力化に成功するが、ライカンスロープたちの洗脳が解かれることはなく、混戦は続く。 |
32 | リソース操作が普段通りに行えなくなり、最前線から離脱。原因不明の弱体化中に洗脳されないよう、フォスフラムの判断に従った。彼女は周囲の環境に流されやすい、さくらの性質を熟知している。 情緒不安定も含め、白の竜の巫女ニノの不調に起因。白の世界に関わる者の多くが様々な不調に陥っている。 |
33 | どうして私はいつも迷惑を掛けてしまうんだろう。 疲労と不安で生じた心の隙をプリンセス・マギカ レヴィーに付け入られそうになるが、〝二度と〟八千代を裏切らないという強い想いから、嫉妬感情体の介入を弾いた。 |
34 | レヴィーを弾くほどの強い想いは、体調も快復させた。 |
35 | 黒の世界の親善大使を名乗るイリューダ・オロンドがアトマスカヤとの面会を申し出る。懐疑的ながらも開祖は受け入れ、ライカンスロープの相手をバシリカ・トゥーム軍に託した。相馬の提案を受け、さくら自身も罠だと確信したため、春日やパートナーゼクスとともにアトマスカヤの守りを固める。 |
36 | 皆がイリューダとマルディシオンに注視しているスキを突き、死角からクレプスがアトマスカヤを強襲。ネイの未来予知を受けたフォスフラムが守護の輝炎を展開するよりも速く、凶刃を阻止する漆黒き影があった。 |
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PT | 上柚木さくら+フォスフラム,天王寺大和+クレプス,イリューダ・オロンド+マルディシオン+トネリ・マジョーリ,黒崎春日+ネイ,剣淵相馬+フィーユ,アトマスカヤ |